1. なぜ60歳は「終わり」ではなく「始まり」なのか?
多くの人が「60歳=人生の終盤」と考えがちですが、実はこの年齢こそ『第二の人生のスタートライン』です。
現代は人生100年時代。60歳からでも遅くはありません。むしろ、今だからこそ始められることがあります。
以下の3つの理由から、私は60歳を「終わり」ではなく「始まり」として捉えています。
① 豊富な社会経験が武器になる
30年以上の仕事経験から得た知識・スキル・判断力は、まさに“人生の資産”。
若い頃にはなかった「経験に裏打ちされた判断力」は、新たなビジネスや学びにも活かせます。
② 経済的・生活的な安定がある
現役時代に比べて収入や支出の見通しが立てやすく、住宅ローンや教育費の負担が減っている人も多いはず。
この安定が、“やってみたいことに挑戦する”余裕を生み出します。
③ 時間と心のゆとりができた今、自分の人生を取り戻す
子育てや仕事中心の生活から離れ、自分の時間を自由に使えるようになった今。
ようやく「自分のための時間」を持つことができるようになったのではないでしょうか?
この時間こそが、人生の質を高める最大のカギになります。
2. 60歳目前のリアル—身体の変化と向き合う
私自身も58歳を迎え、体力や集中力の低下、記憶力の衰えといった変化を感じています。
▽ たとえばこんな変化があります
- 朝の疲れが抜けにくい
- 新しいことを覚えるのに時間がかかる
- 若い世代との感覚にギャップを感じることがある
- 無理がきかず、休息がより大切に感じるようになった
こうした変化は避けられませんが、それを悲観せず「自分のペースで前に進む」ことが大切だと感じています。
3.「今さら」ではなく「今から」— 第二の人生を自分らしく
年齢を重ねた今だからこそできることがあります。
大切なのは、「もう遅い」と諦めるのではなく、「今からでもできること」に目を向けること。経験も、
知識も、自由もある今こそ、自分らしい人生をデザインする最高のタイミングです。
60歳は、終わりではなく、新しい人生のスタートラインです。